一昨日、稼業の建設業の手伝いをするため実家から出ようとした時、来客がありました。相手は、近所のおっちゃん。僕の事を小学生に入る前から知っているおっちゃんです。いつもは父と世間話をしているおっちゃんですが、どうやら今日は僕に用事のよう。そういえば今まで挨拶くらいしかしたことがなかったのでビックリしたのもつかの間、この紙と本を僕にプレゼントしてくれました。
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| 手書きの格言（表）と本 |
60歳くらいのおっちゃんかな。（年齢外していたらごめんなさいｗ）そのおっちゃんが人生で大切に思っていることをこの20代の若造に教えてくれる。しかも、手書きで。本も僕達みたいにネット世代ではなく、出版社に問い合わせをして自分の足で買いに行く。その行為を想像しただけでジーンと来ます。
手書きの内容を書き写しました。どれも共感します。
特に僕に熱く語ってくれたのは、「三惚れ主義」と「人づかいの三訓（三安主義と三シン主義）」。おっちゃん、ありがとう。納得です。
家族、自分の土地、自分の仕事、従業員を大切にします。そして、次の世代へ少しでも住み良い社会の実現を目指し、今日も頑張るのみ！！
以下、手書きの内容の写し
人生訓、仕事訓のすべて（中経出版）
人生訓、仕事訓のすべて（中経出版）
かじってならぬものは、親のすね
聞いてはならぬものは、秘密
通してならぬものは、無理
踏んではならぬものは、道ならぬ道
塗ってはならぬものは、人の顔（泥）
捨ててはならぬものは、義理
繰り返してならぬものは、過失
かいてはならぬものは、恥
乗ってはならぬものは、悪い相談
言うてはならぬものは、嘘
忘れてはならぬものは、恩
ゆるめてはならぬものは、決心
破ってはならぬものは、約束
逃してはならぬものは、好機
曲げってはならぬものは、つむじ
けなしてはならぬものは、人の話
三惚れ主義
第一は、女房に惚れよ
第二は、土地に惚れよ
第三は、稼業に惚れよ
先見の訓（小林一三
1873~1957）
百歩先を見るものは狂人扱いを受け、
現状のみ見るものは落伍する。
十歩先を見る者のみが成功する。
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| 手書きの格言（裏） |
交際のマナー
一、
先輩には敬意と礼を失うな
一、
後輩の面倒はよくみよ
一、
老人を敬え
一、
隣人とは助け合え
一、
恩には報いよ
一、
目下の者にはいばらない
一、
他人には親切に接しよ
一、
万人を大切にせよ
一、
同業者の悪口、陰口を言わない
一、
女性にはいたわりの心で接しよ
人使いの三訓
一、
人使いのコツは三安主義と三シン主義である。
一、
三安とは、従業員の地位の安定、生活の安定、将来の安定の三つの安定をいう
一、
三シン主義とは、信念、信頼、辛抱の三つを指す
チームワークの十訓
一、
すすんで協力せよ
一、
恩に着せるな
一、
責任の分担を明確に
一、
仕事中口論するな
一、
仲間の欠点を攻撃するな
一、
誤りは素直に認める
一、
抜けがけ、告げ口は厳禁
一、
仲間とよく相談せよ
一、
自分の努力を自省せよ
一、
規律は守れ
リーダーたること
一、
誠実の人であれ
一、
聡明の人であれ
一、
勇気の人であれ
一、
努力の人であれ
一、
決断の人であれ
一、
円満寛容の人であれ
一、
進取の人であれ
