2015年8月13日木曜日

災害時簡易マニュアル完成|外国人を避難所で受け入れる日本人用

「災害時簡易マニュアル(受け入れ側用)-外国人をうけいれることになったら-」が完成しました。

作成するきっかけは、留学生と日本人が同じ屋根の下で生活をしている時に、災害が発生したらどのように対処すればいいのかを事前に知っておく必要があると考えたからです。

日本人こそ、地震の経験は小さい頃からありますが、海外では全く地震を経験したことのない人がたくさんいます。日本に来た際、震度3程度でも「地震」という概念がないためパニックになる人もいるそうです。

このようなことを聞いて、事前に防災訓練や座学を通して学ぶ機会を昨年の秋に作りました。その成果物として、このマニュアルを作りました。

防災関係の広報物、啓発物は巷に沢山あります。同じような物を作っても意味がないと思い、本当に必要とされ、世にないものはと考え、今後も増加が考えられる外国人を災害時に日本人が受け入れることになった時に、日本人に役に立つものとして作成しました。

もちろん、大災害の直後は、日本人、外国人関係なく自分のこと、家族のことで精一杯ですが、数日たち落ち着いた頃に役に立ってほしいと思います。

このマニュアルを作成するにあたって、NPO法人 えひめ311、愛媛県国際交流協会、松山市国際交流協会、松山市役所危機管理課、愛媛大学ルース教授、留学生や在松の外国人の方など様々な方のご協力で作成することができました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。

また、このマニュアルは、えひめボランティア助成金「愛・ウェーブ2014」を受けて作成されています。愛媛新聞社をはじめ、本助成金の寄付者のみなさまにもお礼申し上げます。ありがとうございました。

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